ども。ライトなおっさんゲーマーのあえんです。
今日は普段の管理人からは趣向を変えた作品を紹介。
その名も『Dust to the End』。
フォールアウトが好きな人には結構たまらない世界観で、自分だけのキャラバンを率いて世紀末の世界を渡り歩いていくシミュレーションゲーム。
たまたま見かけて気になったので購入して遊んだんですが、個人的にツボにはまってしまいました。
また、あまり認知度が高くないのか攻略情報も出回ってないので自分で試行錯誤しながらの遊びをしたい人には面白いんじゃないかなと思います。
結構スルメゲーみたいなところがあるのでシミュレーションゲーム好きでちょいと一風変わったゲームをお探しの方へ『Dust to the End』の紹介と個人的な評価をまとめてみましたので、何か参考にでもなったらいいなと。
『Dust To the End』
タイトル | Dust to the end |
---|---|
ジャンル | 経営シミュレーション |
プラットフォーム | StaemPC |
販売元 | 2p Games |
開発 | Haojoy Game |
自分の行商隊を作り、世紀末の荒廃した砂漠を通り抜け、貿易で富を蓄えたり、旧世界の遺跡を探索し、自分のアジトを作ったり、荒廃した土地でゾンビ、モンスター、強盗と戦ったりして、この残酷な世界でなんとか生き延びる。
出典:Steam:Dust to the End このゲームについて
購入するまで知りませんでしたが、中国のゲーム会社が製作した作品。開発元は結構インディーゲームを開発しているっぽいです。(ざっくりとしかみていないためちょいと曖昧です)
本作は発売自体は2021年からしていて、2022年に日本語対応されたもの。
本作の個人的に思う主なざっくりとしたゲーム要素は下の3点。
・「交易」がゲームのメインとなり都市ごとに販売されている特産品を別の都市に持ち込んで売りさばき、差額で利ザヤを稼いでキャラバンを運営していくのがメインのゲーム。
・「交易」をするにあたって荒廃した世界を旅しますがその道中には盗賊やモンスターが闊歩していて自分達のキャラバンを守るために戦う必要がある。
・「交易」以外にも荒廃した世界を探索することで武器の入手やイベントが発生して解決することで都市との友好度があがる。
世界観としては結構世紀末な世界観で、これがフォールアウトのシミュレーション版みたいな感じで、このあたりの世界観がお好きな人にはハマれるものがあるんじゃないかと。
「経営シミュレーション」となっていますが、基本的な出費は人件費ですかね(笑)
人を雇って戦って、交易して探索してお金稼いでとシミュレーションゲームにはなりますが、結構やれることが多いです。
多いですがルーティン作業をこなしながらというところも多いので、地道にコツコツやるのが好きな人にはあいそうなゲーム性。後半になればなるほどコツコツ度が増します(笑)
管理人としては昔のFCのドラクエとかで地道にレベル上げとかしてた人でこの手のプレイが好きな人にはおすすめできます。
今のところSteamでの販売で要求されているスペックは下表のとおり。
要求スペック
OS | Windows 7/Windows 10 |
---|---|
プロセッサー | Intel Core i3 |
メモリー | 1 GB RAM |
グラフィック | NVIDIA Geforce GT 760 |
DirectX | Version 9.0 |
ストレージ | 2GB 利用可能 |
グラボ以外は要求スペックは高くなく、お値段も1,200円ぐらいのためお手軽な部類になると思います。
それでは本作の管理人が思うポイントなどを交えながら紹介してきましょう。
とにかく交易・交易・交易And交易
何をするにもとにかくゼニがいる世界。
最初のストーリー展開からチュートリアルで交易によるお金の稼ぎ方を教えてくれるので、仮に何も概要をしらずに始めたとしても遊べるようになっています。
最初はどこで何が高く売れるかはわかりませんが、物を売るとその物がいくらで売れたか3件ほど残るようになっていますので、記録できる件数は少ないですがそいつを目安に1番高く売れるところを探してルートを把握して交易していきます。
いくつかエリアがありますが、エリアごとに一番稼げそうなルートを見つけてしまえば安定してお金を増やすことができますのでとにかくまずは交易ルートを確保するのが大事。
交易ルートの探索はそこまで複雑ではないのでライトなおっさんゲーマーには程よい感じです。
この交易でお金を稼ぎながら、自分のキャラバンの次は何を強化していくのかを考えながら運営するのが地味に楽しい。
楽しいですが、交易のために物をより多く運ぶための荷車とかバイクとか車とかの購入の金額がかなり膨大。お金を集めるだけでも一苦労。
コツコツ型ゲームの醍醐味ですね(笑)このあたりは結構、好き嫌いが別れそうなところ。
より交易で稼ぐために町の産業を強化
必要な特産品を揃えて町にゼニを投資して産業を強化することによってその町の特産品を増やすことができます。
産業を強化して扱える特産品は最初に用意されている特産品より、より大きな金額の利益を得やすくなるのでやっておくと吉。
吉なんですが、1つのエリアだけで産業の強化しようと思うと特産品を揃えるのが大変なのでストーリー進行である程度探索エリアを広げてからやると良いと思います。
味のある戦闘バランス
戦闘は各キャラに3つ程スキルが設けられていてその特性を生かしながら戦闘をするタイプ。
攻略情報とかがあまり出回ってないので、効果を試しながら割り振ったりしていますが、前衛・後衛と有利になるステータスはあるのと上限決まっちゃってるのでオールマイティなキャラは恐らく難しいはず。
ビルド方式苦手だよって方はSteamの評価とかコミュニティとかを活用するとある程度おすすめビルドやスキル掲載してあったのでそちらを参考にするといいです。
バフ・デバフがわかっていればクリアできると思います。(管理人は手探りでなんとなく育成したパーティでクリアまでいけたので)
ただ、序盤・中盤はある程度勢いでいけますが後半から急に難易度あがります。(笑)
やたら固くなったり、ダメージが痛くなったり。
管理人後半でかなり壊滅してます。(笑)
Steamのコメントでもありましたが後半になると急にバランスがはっちゃけます。
ライトなゲーマおっさんの管理人ですが、メインストーリーはエンディングまでは迎えれたのでメインどころはクリアすることができましたが、サブイベントとか探索とかのやりこみ要素的なところは今のところクリアできてません。(笑)
インディーゲーにありがちな話らしいので、このへん許容できるかどうかで評価はわれそうなところです。
恐らくガチガチに装備とかスキル構成とか揃えればクリアできないことはないと思いますのでやりこみ好きな人、チャレンジャー精神の強い人向けのものではないかなと。
後半に限っていえば味のあるバランスになりますが、メインに限っていえばレベルキャップと装備をきちんと整えればクリアできなくはないので住み分けのところかなと思います。
戦闘に限らずですが、ストーリーの方も後半の要求水準がかなり高くなりますのでご注意を(笑)
日本語訳でのストーリーは中々愉快な内容
日本語化対応したのが去年?かおととしにしたのでまだ日が浅いというのもあってか(今後改善されるかわかりませんが)なかなか愉快な日本語での会話です。
ストーリーとしては意訳が結構重要になるかも(笑)
大筋はわかりますが、詳細部分は感じる心が必要。
中盤~終盤にかけて特に意訳が重要になってきます。
管理人はスカイリムもフォールアウトも、もうなんとなく理解で楽しめる人間なので問題はなかったです。(笑)
冒頭でも書いてますが、やはりフォールアウトに似ている世界観だけあってほんのり似ている展開もあったり。
個人的には意訳を含めて楽しみましたが、ストーリーとしては個人的には全体的にボチボチといったところ。
マルチエンディング方式になり、分岐点とかはわかりませんが自分の今までの選択に応じて結末が変わるみたいなので周回要素もあり。
全てのエンディングをみたわけではないので真エンディング扱いのものがあるかどうかわかりませんが、このへん含めて攻略情報あまり出回ってないので手探り感が好きな人にはおすすめ。
ストーリー進行のためのクエストについて
序盤は良いですが、戦闘のところでも触れた通り後半からメインストーリー進行のための条件要求が一気にあがります。(進め方によってはあまりそう感じないかも)
戦闘もあったりしますが、交易をメインとしているシステムだけあって主にキャラバンの輸送量とかの強化が必要になり、これの強化がトータルでみると結構でかい金額に。
コツコツゲーですが中々骨が折れます。(笑)
この金額集め中にバンガーの探索や、サブイベントの進行、各街の産業の強化など本作のシステムを色々と遊んでもらうためのものかなと個人的には思いましたので、サクサク進めていきたいよって人は後半はちょいと辛さを感じるかも。
管理人はファミコン、スーパーファミコン時代からのプレーヤーなのでこういった流れも問題ありませんでしたが、割と人によっては・・・なんてことにもなりかねないので多少の心構えぐらいはあっていいかも。
探索要素について
本作の公式やSteamでの紹介に世界の探索とか自分の基地とかについて書かれていますが、このあたりについて所感を少し。
探索はマップを移動中に一定の距離に近づくと町を発見したり、見知らぬキャンプを発見したり、助けを求めるキャンプを発見したりとマップ上に自動表示されるのでマップを移動する楽しさ、引いてはこれが探索要素になるのかなと。
管理人はまだ見ていませんがもしかしたら紹介文にある遺跡?とかあるのかも。
割とやり込み要素に近いものがありますので、このあたりプレイヤーによって意見がわかれそうなところ。
ライトなゲーマーおっさんの管理人は程々に気になった場所を探索してちょいと恩恵受けてクリアしました。メリットも大小ありますがやっておくとクリアまでの道程が楽になりますのでこのあたりもシステム的なメリットの面からやりやすいようになってるのは良いとこ。
自分の基地に関してですが、こちらは主に酒場で特定のアイテムを必要数渡すとバンガーの場所を教えてくれます。
このバンガーがダンジョンみたいな感じで探索する形になり(探索は割と簡素でアンリミテッドサガやったことある人ならなんとなく想像できる感じのシステム。)探索後にそのまま特産品を生産する基地になるバンガーと消えてしまうバンガーがあります。
特産品を生産できるバンガーだとバンガーを改造していくことで貴重な資金源にすることができるので、中盤あたりからはこの基地を確保してしっかり改造しておくとかなり便利。
なくても交易で資金は作れるので問題ないっちゃないんですが、あるとキャラバン運営の助けになるため程よくやっておくといいかなと。
マップの探索やバンガーの探索も割とコツコツ感ありますので、少しずつキャラバン運営が波にのっていく感覚を楽しめる人には良いシステム。
『Dust to the End』の個人的な評価まとめ
良くも悪くもコツコツゲー。
地道に育成を楽しめる人には現状Steamで大体\1,200-ぐらいで購入できるので、コスパ的にもおすすめできます。
逆にサクサクとお手軽にシミュレーションゲームを楽しみたいという方にはあわないかも。
それでは個人的に評価した点をあげていきましょう。
- 交易がゲームの軸となりゼニを稼ぎながらキャラバン運営をしていく
- 味のある戦闘バランスだが許容できればじっくり育成を楽しめる
- ストーリーは意訳が大事。フォールアウトなどべぜスタゲーを楽しめる方なら問題なし。
- 探索も装備もコツコツと整えていく過程が好きな人には楽しめる
個人的にざっくりまとめると上の4点。
交易で街を巡りながら探索やクエストをして世紀末を駆け抜けるシミュレーションゲーム。
Steamの評判でも上がっているぐらい後半はちょーっとバランスが大味にはなりますが、そのあたり問題なければ全然楽しめます。
個人的には値段以上に楽しませてもらってますが、セールに合わせて購入するとよりコスパはよくなると思います。
シミュレーションゲーム全般にはなりますが、自分のペースでじっくりと世紀末を旅しながら遊べるのはおっさんプレイヤーとしてはありがたいですね(笑)
ご興味あればぜひ。
他にも個人的に楽しんだ作品を紹介してますのでよければどうぞ。
それでは良きゲームライフを!
FFF ゲーミングモニター 27インチ FFF-LD27G1
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