ども。ライトなおっさんゲーマーのあえんです。
今回は久しぶりにプレイした『ギレンの野望 アクシズの脅威V』についての個人的なレビュー記事になります。
こちら改めて遊んでみて、ファーストガンダム~逆襲のシャアまで宇宙世紀好きには結構たまらない作品。
シミュレーションゲームになりますので自分のペースで遊べますが、進め方によっては1ターン1ターンかなり時間かかったりしますので時間をしっかり確保してから遊ぶことを推奨。
シミュレーションゲームにありがちなんですが、後1ターン、後1ターンって気付いたらもう夜中に・・・
宇宙世紀のガンダムが好きな人はその題材もあって余計にはまりますのでご注意を(笑)
それでは紹介していきましょう。
『ギレンの野望 アクシズの脅威V』
タイトル | ギレンの野望 アクシズの脅威V |
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対応ハード | PS2 / PSP(ゲームアーカイブスあり) |
ギレンの野望シリーズは、「機動戦士ガンダム」をはじめとするガンダム作品で描かれた戦争を、プレイヤーが司令官となり、兵器の開発や各部隊への命令を行い、勝利を目指すシミュレーションゲーム。
地球連邦軍やジオン公国軍、さらにエゥーゴやティターンズなど多彩な勢力を選ぶことができ、自分の選択によって原作とは違う展開に導くこともできる。自分の手で新たな歴史を作れる作品というわけだ。
出典:GAMECITY[オンラインショッピング]機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V
ざっくりとシリーズの流れを書くと、シリーズのはじめは1998年のセガサターンから発売され、「ジオンの系譜」⇒「~ジオン独立戦争記~」⇒「アクシズの脅威」⇒「アクシズの脅威V」⇒「新ギレンの野望」といった流れで今のところ最後になっている「新ギレンの野望」の発売からはや10年近くたっています。
新作は難しいかもしれませんが、今でも熱心なファンがいますのでハマればそれだけ楽しめるかも?っといった作品です。
細かいものまで含めるとかなりシリーズ作品がありますが、今回紹介している「ギレンの野望 アクシズ脅威V」が恐らくシリーズ作品で一番ボリュームがあり「機動戦士ガンダム」~「逆襲のシャア」まで楽しめるので、「ギレンの野望」を遊ぶならこちらがおすすめかなと。
ガンダムゲーム作品でおなじみのジージェネレーションシリーズが好きで、もう少し趣向を変えたシミュレーションゲームタイプを遊びたいって時はいいかも。
ただ、まぁかなり懐かしい作品ではあるので今遊ぶとかなり古臭い所があるのは否めませんが「それでも・・・」っといった感じな方はぜひどうぞ(笑)
今だとゲームアーカイブスでダウンロード購入するのが1番入手しやすいかもしれませんが、管理人みたいにまだギリギリ動くPSP本体をお持ちの方は、ソフトを探した方がよりお得に入手はできるかも。
ただまぁ、中古品は良し悪しあるので入手方法に関してはご検討の上、手にしやすい方法にするのがベターだとお思います。
自分なりのIFを楽しめる『ギレンの野望 アクシズの脅威V』
『ギレンの野望』シリーズ共通にはなりますが、シナリオのターン数を進めていくとイベントの選択ができます。このイベントの選択に応じてIF展開を楽しめるのがガンダム心をくすぐりガンダム作品であちこちで名作にあげられるポイントの1つ。
原作と同様のイベントや外伝物に関するイベントが発生し、選択した結果に応じてイベントの行く末を見守れるのが「ギレンの野望」の1つの魅力。
選択した結果に応じて、パイロットが仲間に加わったり、ロストしたり、特定の機体や開発プランを入手したりと選択に応じて結果は様々。
1例ですが、ホワイトベース隊をオデッサ攻略作戦に参加させるか否かを選択することができ、参加させることで原作同様に核兵器の脅威が取り除いたり・・・といった感じのイベントが各所で用意されています。
外伝もの含めても1年戦争のシナリオから始めると結構豊富なイベント数だと個人的に思いますし、このあたりのガンダムシリーズが好きな人ならそそられるものもあるのではないでしょうか?(笑)
ただ、イベントは選択ですが、YesNo形式で選択した後はしばらくターンを進めて推移を見守るといった形なので、過度に歴史介入できるわけではないとこは注意しておきましょう。
脳内妄想が得意な方には結構おすすめ。
量産機や兵器のありがたみがわかる総司令官視点でのシミュレーション
ジージェネレーションと同じシミュレーションゲームにはなりますが、量産機や兵器などが結構重宝するシステムなので量産機や兵器の使い所が大きいのも本作の魅力。ガンダムゲームでシミュレーション要素がより強く、特定の機体で無双がしづらいのも良い点。
システム的に「戦いは数だよ!兄貴!」を実感させてくれるのが『ギレンの野望』シリーズの特徴。
(『ギレンの野望』シリーズでも新ギレンの野望だと無双できたりしちゃいますが・・・)
ガンダム1機で突撃しても囲まれて集中砲火をあびると割とあっさり撃墜されたりするため、量産機で守りつつ突撃させたり、相手さんが飛び出してきたとこを叩いたりと、囮や壁役を使って被害を抑えながら攻撃したりと戦略的な戦い方を楽しめるのも1つのポイント。
それぐらいガンダムだけではなく量産機や兵器も活躍しやすいバランスになっています。
地球連邦軍で1年戦争から開始するとわかりますが、戦線が広く「V作戦」が完了するまでは兵器ぐらいしか生産できません。
ザクに対抗できるのが、61式戦車・フライマンタといった兵器しかないので結構シビアな戦いをしいられたりします。
ザクの脅威が味わえるのは結構たまらないものがありますのでそういった意味でもガンダムの世界を体験できるのは面白いポイント。
ガンダムなどの強い機体が生産できるようになっても、資金や資源の問題で大量生産するのも難しいので各戦線にどの機体を送り込むとかとか何を生産するかとかやり繰りを考えさせられるので、総司令官の苦労を味わえたり・・・
また、ジージェネほどではありませんが、機体だけでなくパイロットもメジャーどころからマイナーどころまで登場し、パイロットを乗せることで量産機でもある程度エース級の活躍をすることができるのでこのあたりも楽しみどころ。
脳内妄想が好きない人にはさらに状況をたのしめるのでは?と思います(笑)
1局集中して攻略するのもよし、各方面毎に配置して戦線を支えるのもよしと機体配備と合わせて司令官でのシミュレーションを楽しめます。
機体の種類を楽しめる『ギレンの野望 アクシズの脅威V』
さて、次は機体の種類について。全部で500種類以上の機体から戦艦まで生産することができるのがシリーズ作品の中でも本作の大きな魅力のうちの1つかなと思います。
「初代ガンダム」~「逆襲のシャア」や外伝ものの機体まで様々にあるのでこのあたりの作品に思い入れのある人には結構たまらないものがあるんじゃないでしょうか?
ここは人によってはちょっとマイナスかも。
それと総勢500種類以上の機体・戦艦のグラフィックは用意されていますが、ソフト自体かなり古いので戦闘シーンのグラフィックはウーンっとなることはあります。過度な期待はしない方がいいかも。
巷では紙芝居と表現されていたりします。
ただ、それでも様々な機体のグラフィックがみれるのは感慨深いものがあるので、昔のゲームのあのグラフィックに抵抗がない人には楽しめるものがあるのではというのが管理人の感想。
序盤はあれですが、中盤あたりからはどんどん色々な機体の生産プランが増えていき、開発から生産までできるようになります。
自分のお気に入りの新機体の生産や次の戦力となる機体の生産まで旧式機体で戦闘を耐え凌ぐのも一興があって中々に面白い。
ただ生産に関しては注意するところも。
イベントの選択によって生産できなくなってしまう場合があったり、生産するのにクリアフラグが必要だったりするので自分がこの機体を生産したいというものがあるなら生産条件ぐらいは攻略情報で確認しておくといいかもと思ったりします。
ちなみに管理人はそれでZガンダム生産できなかった悲しい過去があります。(笑)
それでもこれだけ機体がでてくるのは個人的にはかなり良かったので「新ギレンの野望」ぐらいの戦闘アニメーションでいいので「アクシズ脅威V」版作り直してくれないかなと思ったり。
個人的に思うギレンの野望アクシズの脅威Vまとめ
それでは個人的に楽しんだ『ギレンの野望 アクシズの脅威V』のポイントのまとめ。
上にあげた点を楽しめそうだなって方にはおすすめできる作品。
ジージェネとはまた違った雰囲気のガンダムシミュレーションゲームを楽しめるので、ちょっと趣向を変えたものを遊びたいって方には良い作品。
古い作品ではありますが、このあたりの宇宙世紀作品が好きな人には楽しめる部分が多いと思います。
また、1部シナリオから開始するとかなりの時間泥棒になりますので、じっくり遊べる懐かしいゲームを探しているというピンポイントに近いものに当てはまった方にはおすすめ。(笑)
古臭い部分があるのは発売年から考えてもしょうがない部分はありますが。管理人みたいな昔からゲームを遊んでいる人には慣れるのもそこまで抵抗ないと思います。
特にチュートリアルみたいなものもないので、最初はとっつきづらさもあるかもしれませんが、過去原作を視聴された方なら結構楽しめると思いますし、お値段も手頃なので興味がわいたら遊んでみるといいかもと思います。
それでは良きゲームライフを!
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