ども。管理人のあえんです。
前回の記事に引き続き今回は『ファイナルファンタジー6(Ⅵ)』もゲームアーカイブスでダウンロードして遊んだので、個人的なレビューや良かったなと思うところをまとめてみました。
管理人ぐらいの30~40代ぐらいの世代の方で昔からゲームを遊んでいた方には、懐かしさとともに楽しめたりするんではないかな~っと思います。
ちょっと昔(個人的にはそこまで昔だと思ってなかったりしますが)のゲームで何か楽しめるものないかなっと探している人は手頃な価格で購入できるので、
検討してみてもいいかもしれません。
ファイナルファンタジー6とは?
『ファイナルファンタジー』シリーズの第6弾にあたる作品。
本作の特徴としてはなんといってもパーティメンバーの豊富さにあり、物語の後半になりますが最大で14人まで仲間が増えます。
一応本作ではパーティメンバー全員が主人公という扱いらしいんですが、さすがに14人全員に主要となるような個別イベントは難しかったのか、イベントの印象が薄いキャラもいたりしましたが。。。
それでもグっとくるようなイベントなどもあり、イベントに絡む機会の多いキャラなんかは結構掘り下げられてて楽しめます。
また、14人全員それぞれ特徴が違ってたりするので単純にメンバーが多いだけで終わってないというのとイベントで複数のパーティでダンジョンを攻略するなど、その特徴を生かしたゲーム部分もあるのが良いところ。
それと本作から世界観に近代風ファンタジーが入ってきています。
個人的な感想ですが、ファイナルファンタジー5ぐらいまでは、飛空艇などの要素はありましたが中世風ファンタジー色が強かったイメージで、『ファイナルファンタジー6』から魔道アーマーや帝国首都のベクタ、魔道工場といったダンジョン(?)など、割と近代風のイメージを持たせるような要素を感じることが多かったです。
次作の『ファイナルファンタジー7』もそうですが、このあたりから『ファイナルファンタジー』に近代風の世界観が取り込まれてきたのかな~っと思ってます。
そういう意味では世界観の移り変わりを楽しむのが好きな人には結構面白い作品かもしれません。
豊富になったイベントを楽しめる
『ファイナルファンタジー6』の特徴にも上げてますが、PTメンバーが多くなったということで、大なり小なりキャラにイベントがあったりして、サブストーリーが豊富です。
そのイベントも細かいところで繋がりとか伏線になるようなものもありますし、考察するものもあったりしてストーリー好きな人は楽しめると思います。
(後半にしか加入しないキャラはさすがにイベントほとんどありませんでしたが・・・)
イベントを色々と改めて見返して思いますが、個人的に本作の主人公は前半はティナとロック、後半はセリスって気がします。
人工的に作り出された魔法扱えるセリスと最初から魔法を扱えた記憶喪失のティナとの対比や葛藤とその謎があかされていく過程でロックも過去のことがあり二人と関わっていく中での行動など結構楽しめました。
個人的にはカイエンのイベントが一番グッときましたけどね。
メインストーリーが進むにつれ色々と他のメンバーの背景や個性が分かってくるのも面白いので、イベントや考察好きな人なんかにはおすすめ。
中盤から後半にかけては、割と自由度が高いのも最近のオープンワールドゲームなんかに近い部分もあるので、最近のゲームをに慣れている人やあちこち巡るのが好きな人にも良いかも。
メインストーリーを進めていくと世界崩壊イベントが発生して世界崩壊後は序盤はある程度道筋がありますが、ラストダンジョンにいきなり挑むこともできたり、自分が気になるところにいつでもいけたりとイメージ的には「ロマンシング・サガ」に近いのでそのシリーズが好きな人も楽しめるかなと思います。
遊びやすくなった豊富なやり込み要素を楽しめる
直近で『ファイナルファンタジー4』をプレイしていたのでどうしてもその感覚が残ってしまってるのであれなんですが、個人的には程よくやり込み要素が増えていて、あちこちに存在している竜を倒しにいったりとか、特定のモンスターを何度も戦い倒すことで報酬をもらえたりとか、目的がはっきりしているものがあり個人的には楽しみやすかったです。
街や村の人に話しかけるとやり込み要素の情報が随所に得られるので導線がきちんとあるのもプレイヤーはとっつきやすいかなって気がします。
他にも『ファイナルファンタジー6』では召喚石を装備することで一定の魔法経験値を得るとキャラに関係なく覚えていくことができたり、召喚石の特徴でレベルアップの時に特定のステータスにボーナスをもらえるのでお気に入りのキャラを育てるという地道なやりこみ要素もあります。
(やり込み要素に関しては人によって定義が違ったりすると思いますが、個人的にはやってもやらなくてもメインストーリー進行に差し支えがないイベントをやり込み要素として書いてます。)
メインを追いかける以外でもこういったイベントが結構ありますのでそのへん含めて楽しめるのが『ファイナルファインタジー6』のいいところ。
ファイナルファンタジー6の戦闘難易度は?
なかなか難しいところではありますが、メインに関しては理不尽な難しさはなかったです。
状態異常をしてくるモンスターが多いとこでは割と全滅しましたが、対策をしていれば問題なく進めましたし、突然モンスターが強くなりすぎるということもなく、やり応えを感じられるぐらいでした。
ただ、イベントで複数のパーティを組んでダンジョンというかステージをクリアしなければいけない場面があるので、ここは特定のキャラばかり使って進めているときつくなるポイントかなと思います。
管理人は昔遊んでいた時に複数パーティで進めるイベントがあったのを覚えていたので、ある程度は色々なキャラを育てた状態でイベントに臨んだので大丈夫でしたが、それを知らないといきなり詰むという事態になるかもしれません…(汗)
一応途中でダンジョンから抜け出せたりできるので、もう一度育成し直してから挑戦ということもできます。
後は魔法の習得状況でも結構難易度が変わってきます。
回復や蘇生系を覚えているキャラが多ければ多いほど後半は比較的楽かなって気がします。全員が主人公というだけあって、割と満遍なく育てていかないといけない難しさみたいなのはあります。
やり込み要素に関しては気合を入れて育てたメンツで臨みましたが、それでも結構きついものもあったりしました。。。(管理人の戦い方が悪かった可能性もあるかもしれませんが…(汗))
それでも全体的には絶望的なものはなかったと思うのでちょうど良いぐらいの
後はキャラそれぞれに固有の戦い方があるのでパーティを編成する時にその辺りを考慮しなければいけないのも難しい要素でした。
14人それぞれに特徴を持たせようとした結果だと思いますが、どうしても使いやすい・使いにくいキャラが出てきちゃうんですよね。
普段は良いんですが複数パーティでの攻略イベントの時に頭を悩まさせられたりもしました。
特にオート戦闘が特徴のガウとウーマロ。ウーマロに関してが仲間になるのも遅かったということもあってなかなかパーティに入れることはなかったのでそこまでですが、ガウに関しては割とパーティに入る機会があったので運用に結構悩みましたね。
ガウの特徴としてモンスターになりきって戦闘をするコマンドがあり、モンスターになりきっている間はオート戦闘になります。
なりきるモンスターにもよるんですが、失敗するとその戦闘中はネックになったりするので…
それでも育成をある程度しておけば、なんとかなるので個人的には程よい難易度で遊びやすいかなって気がします。
個人的な『ファイナルファンタジー6』のまとめ
個人的には面白かったです。
昔遊んだ時は世界崩壊行く前ぐらいで終わってたので、こう改めて最後までやり直してみて良かったなと思ってます。
で人に勧められるかというと難しいところ。
管理人みたいにスーパーファミコン結構遊んでいたよって人にはおすすめしますが、最近のゲームしか遊んでない、もしくは最近のゲームの方が良いって方にはあんまりおすすめできないかなってとこです。
2DドットのRPGとしてはクオリティも高いと思いますし、そこまで理不尽なところもないので、その当時の作品として考えると今遊んでもやりやすいRPGですが、最近のゲームに慣れ親しんでしまっていると恐らく古臭い部分が目についく気がします。
ただ、ゲームアーカイブスなんかで手頃な値段で購入できるし、色々とプラットフォームもありますので昔のファイナルファンタジーシリーズ(個人的にはそこまで昔と思ってないですが…)を遊びたい人やSFC時代のゲームを楽しめる人にはおすすめ。
特に、管理人ぐらいの中年の方々でまだ遊んでなければぜひやって欲しい。
当時を懐かしみながらそこまでストレスなく遊べる『ファイナルファンタジー』シリーズ作品なのでこの辺りの世界観が好きな人には良ゲーだと思います。(直近で『ファイナルファンタジー4』遊んでたのでことさら遊びやすいってのを実感してます。笑)
それでは良きゲームライフを!
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